世界中に花束を

このタイトルは、日本のバンド【THE BACK HORN】の曲名「世界中に花束を」からそのままつけています。

この曲は東日本大地震をきっかけに発表された曲で、僕はこの曲がとても好きです。特に歌詞、これは多くの人に届けたくなるような、僕にはとても響くものでした。

震災について想いが出てくるのは当たり前ですが、震災に限らず、亡くなった命や遺された者の気持ちについて歌っているようにも感じました。

おそらくこの曲の花束は、死者に対するものだと思います。
僕はこの曲を聴くと、少し安心します。世界中に同じ哀しみを背負った人がいるように思えるからです。自分一人が辛い想いをしているのではないと感じるからです。
以前このブログでも書きましたが、僕は親友を亡くしました。徐々に哀しみは薄れるのではないかと思いましたが、日に日に増していきます。とても不思議な感覚です。亡くなった日々が、彼と過ごす事の出来ない日々がどんどん重くなっていくのです。その親友も「世界中に花束を」が好きでした。二人で弾き語りを練習したのを思い出したりします。今日が命日です。

それぞれの大切な人への花束が
世界中に広がればと思います。

世界中に花束を

0コメント

  • 1000 / 1000